京都で生まれ育ったsinsi★です。
幼少期に2度も生死の間をさまよいながらも、神様や仏様のご利益・ご加護をいただいて、60年以上京都で平穏に暮らしています。
このページでは大徳寺にお参りされた35歳の女性の口コミ体験談を紹介します。
大徳寺の近くにある玉の輿神社とも言われる今宮神社の口コミも紹介します。
京都の大徳寺でリフレッシュ
京都市の南の方に住んでいるnaoといいます。
今年35歳になりました。
私は、大徳寺が大好きです。
大徳寺には、最初、京都出身の主人に連れて行ってもらいました。
主人の実家の近くにあり、ランチのついでに行きました。
涼しくて人もあまりいないだろうし、今宮神社や建勲神社も近いので、ゆっくりまわろうと誘われました。
大徳寺のご利益は前向きに頑張れること
大徳寺では、願い事やご利益をお願いしてはいません。
ですので、大徳寺では、ご利益というのは特にありません。
でも、大徳寺に行くことで、自分と向き合うための良い空間と時間を与えてもらいました。
たまに行ってリフレッシュして、心を整えては仕事を前向きに頑張っています。
リフレッシュできることが、ご利益なのか見しれません。
大徳寺にはステキな枯山水があります
大徳寺は、私のお気に入りです。
大徳寺のおすすめポイントとしては、まず見事な枯山水のお庭が最高でした。
爽やかな空気と静かな時間。
大徳寺の塔頭の縁側に座って、ぼーっと堪能できます。
このぼーっとしているひと時が、何とも言えずに心地いいのです。
座っているだけで心が穏やかになり、自然と一体になれる不思議な気持ちになりました。
悩み事やつらい事もすっと消えていくような、清々しい空間と時間でした。
他にも秋には綺麗な紅葉やイチョウの絨毯が素晴らしいです。
あまり観光客も押し寄せてこないためか、人に踏まれていない綺麗な赤色、黄色の葉っぱのまま地面に敷き詰められていました。
色のコントラストが素敵な写真が撮れると思います。
初夏には青紅葉が美しく、涼しげな写真が撮れます。
お寺の外には北大路通りの大きな道路に忙しなく車や人が通っていますが、一歩お寺の方へ入ると別世界で本当に静かな時間を楽しめました。
お土産には名物大徳寺納豆があります。
大徳寺納豆は、甘納豆の塩辛いバージョンのようなおやつ感覚の納豆です。
大徳寺の近くにある今宮神社にも行きました
大徳寺から、そのまま近くの今宮神社のほうにも歩いて行けます。
近くにある今宮神社は、玉の輿神社とも言われているそうです。
玉の輿で有名な御守りがあるようで、何人か成婚された方がいます。
今宮神社は、神様がたくさんいらっしゃる神社なので、何か目的に合う神様に会えると思います。
今宮神社の門前にあるあぶり餅がおいしい
大徳寺に大徳寺納豆があるように、今宮神社にも有名なあぶり餅があります。
『一和』さんと『かざりや』さんという2件のあぶり餅屋さんが、今宮神社の参道に向かい合わせに立っています。
『一和』さんの方が歴史が古く、『かざりや』さんの方が新しいお店です。
といっても…。
新しい方の『かざりや』さんでも、400年の歴史があります。
『一和』さんに至っては、創業が平安時代なので1,000年の歴史がある日本でも最古の和菓子屋さんです。
京都の歴史は長いですね。
味はそれぞれの好みがあるようですが、主人のような地元の高校の卒業生は、『かざりや』さんによく行くようです。
ですので、私はいつも『かざりや』さんで、あぶり餅を食べます。
主人の分も半分以上、私が食べます。
すごくおいしくて、これだけで幸せな気分になります。
そうそう、あぶり餅は厄除けの菓子と聞いたことがあるので、コロナが拡大している今、うってつけのスイーツです。
やっぱり京都が大好きです
私は、生まれは京都ではないのですが、京都の街がやっぱり好きです。
京都は、ただ歩いているだけで歴史的な建造物や場所に当たります。
何気ない畑やお店でも、何かの跡地だったりします。
勉強すると、そこでどんな事件があったのか、誰がどんな生活をしていたのか…。
知れば知るほどタイムスリップしたような感覚になって面白いです。
街へ行けば観光に向けて、おいしい京料理やお土産があります。
テーマパークのような楽しみ方と、ディープな歴史探索を楽しむこと。
人によって楽しみ方を変えられるのが、京都の面白いところだと思います。
これまでに行った京都の神社やお寺
京都に住んで、まだそれほど長くはないのですが、ことある毎にいろいろな神社やお寺に行っています。
大徳寺以外で私がこれまでに行った神社やお寺は、
- 今宮神社
- 建勲神社
- 金閣寺
- 銀閣寺
- 龍安寺
- 仁和寺
- 上賀茂神社(結婚式をしました)
- 下鴨神社
- 三十三間堂
- 八坂神社
- 清水寺
- 高台寺
- 伏見稲荷大社
- 貴船神社
- 南禅寺
- 東寺
- 平安神宮
- 北野天満宮
- 天龍寺
- 永観堂
- 吉田神社
- 東本願寺
- 西本願寺
- 安井金比羅宮
- 六波羅蜜寺
などに行きました。
大徳寺も魅力的ですが、どの神社やお寺にも、それぞれに違った魅力があります。
もう一度下鴨神社に行きたい
以前に行ったことがあるのですが、下鴨神社にもう一度行ってみたいと思います。
下鴨神社は、大徳寺と同じくらい私のお気に入りの神社です。
下鴨神社には、可愛らしいレースのお守りがあります。
そのお守りは、柄も選べるらしいのですが、ずっと欲しいと思っていながらなかなか行けていません。
開運招福のご利益があるようなので、娘のぶんも欲しいと思っています。
あと、水おみくじも試していたいです。
京都市在住のnaoさんの大徳寺と今宮神社の口コミ体験談を紹介しました。リフレッシュできて前向きな気持ちになれるご利益があって良かったですね。
ここからは、sinsi★が、少し大徳寺と今宮神社について紹介をします。
大徳寺のご由緒 一休さんゆかりの禅寺
大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山です。
大徳寺は1315年、宗峰 妙超(しゅうほう みょうちょう=大燈国師)が大徳庵を建立したことが始まりです。
後醍醐天皇は、大徳寺を京都五山よりも上位に位置づけるようにと綸旨を出しました。
しかし、後醍醐天皇が亡くなった後、足利幕府からはが亡くなった後大切にされませんでした。
その後、応仁の乱によって多くが焼失しました。
しかし、一休さんとして有名な一休宗純(いっきゅうそうじゅん)が、堺の豪商の協力を得て復興します。
豊臣秀吉が、織田信長の葬儀を大徳寺で営んでから、石田三成や細川忠興などの戦国武将が塔頭を建立するようになりました。
大徳寺
京都府京都市北区紫野大徳寺町53
今宮神社のご由緒とご祭神
現在の今宮神社のある場所(京都市北区紫野)には、平安京に遷都される前から、疫神である素盞嗚尊(すさのをのみこと)をお祀りするお社がありました。
平安遷都後も、疫病が流行するたびに、神泉苑、上御霊神社、下御霊神社、八坂神社などで、疫病を鎮めるための御霊会が営まれました。
994年に、疫病が大流行したため、疫神を二基の神輿に乗せて船岡山に安置しました。
その後、1001年にも疫病が流行ったので、朝廷は疫神を船岡山から移して、今宮社と名付けてお祀りしました。
そして、その時に、
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
- 奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
の三柱の神様をお祀りするようになりました。
ちなみに、素盞嗚尊(すさのをのみこと)は、本社横の摂社 疫神社にお祀りされています。
今宮神社は、その後、応仁の乱で消失してしまいますが、第9代室町幕府将軍の足利義尚(あしかが よしひさ)によって再興されました。
また、今宮神社は、『玉の輿神社』とも言われています。
これは、今宮神社がある西陣の八百屋さんの娘『お玉さん』が、江戸幕府3代将軍の徳川家光の側室になりました。
そして、第5代将軍徳川綱吉を産み、桂昌院として従一位にまで上り詰めました。
これが『玉の輿』という言葉の由来になったことから、今宮神社には玉の輿のご利益があるとされています。
桂昌院は、生まれ育った西陣の興隆に努め、産土神社(うぶすなじんじゃ)である今宮神社の再興にも力を尽くしました。
今宮神社
京都府京都市北区紫野今宮町21
今宮神社の主祭神は大己貴命
今宮神社の本社 中御座、東御座、西御座には、それぞれ順に
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
- 奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
という神様がお祀りされています。
本社中央にお祀りされているのは、大己貴命です。
大己貴命は、出雲大社の主祭神大国主命(おくにぬしのみこと)の別名です。
事代主命は、大国主命の御子神で、エビス様としてお祀りされることもあります。
奇稲田姫命は、素盞嗚尊(すさのをのみこと)の妃神です。
大国主命は、素盞嗚尊と奇稲田姫命の6世の孫神です。
大己貴命(おおなむちのみこと)のご利益・ご神徳
大己貴命のご利益・ご神徳は、全てのものに及びます。
その中でも有名なご利益・ご神徳としては、
- 金運上昇
- 縁結び
- 夫婦和合
- 子授け
- 安産祈願
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 社運隆盛
- 家運上昇
- 厄除開運
- 養蚕守護
- 医療守護
- 病気平癒
- 産業開発
- 交通安全
- 航海安全
などのご利益・ご神徳があります。
大己貴命(=大国主命)は、あらゆるものとの縁を司る神様です。
男女の縁だけでなく、お金との縁、仕事との縁、家族との縁、地域との縁、会社や学校との縁などなど。
全てのご利益・ご神徳を授けてくださる日本一の神様です。
事代主命(ことしろぬしのみこと)のご利益・ご神徳
事代主命は、大国主命と神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)の間に生まれた神さまです。
皇室に大変重要視された神様で、今でも宮中の八神殿にお祀りされています。
また、事代主命の娘神 媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)は、初代天皇の神武天皇の皇后になりました。
事代主命のご利益・ご神徳としては、
- 海上安全
- 豊漁
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 福徳円満
- 開運厄除
- 病気平癒
- 金運上昇
- 財運招福
などのご利益・ご神徳が有名です。
大阪の今宮戎神社、京都の京都ゑびす神社は、事代主命をえびす様としてお祀りしています。
このことからも、金運アップのご利益が有名な神様です。
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)のご利益・ご神徳
奇稲田姫命は、八岐大蛇の餌食になるところを素盞嗚尊(すさのをのみこと)に助けられ、結婚された美しい女神様です。
奇稲田姫命の名前の意味は、『美しく稲が実る田』という意味です。
暴れん坊だった素盞嗚尊は、奇稲田姫命と結婚してからおとなしくなったようです。
- 五穀豊穣
- 縁結び
- 夫婦和合
- 金運招福
- 衣食住守護
- 厄除開運
京都の大徳寺のご利益 まとめ
京都の大徳寺と今宮神社に行かれたnaoさんの口コミ体験談を紹介しました。
大徳寺は、とっても広くて静かな寺院です。
アニメの『一休さん』でも有名になりました。
sinsi★が中学・高校生の頃の日本史の教科書に、大徳寺の大仙院の枯山水が写真で紹介されていました。
大徳寺には、大仙院以外にも石庭が拝観できる塔頭があります。
あなたも京都に来られた時には、ぜひ大徳寺や今宮神社に参拝してみてくださいね。