栂尾山高山寺にお参りされた口コミを紹介しているページです。
京都で生まれ育ったsinsi★です。
幼少期に2度も生死の間をさまよいながらも、神様や仏様のご利益・ご加護をいただいて、60年以上京都で平穏に暮らしています。
このページでは、京都の紅葉スポット高雄にある栂尾山高山寺(とがのおさん こうさんじ)にお参りされた32歳の主婦 R・Uさんの口コミ体験談を紹介します。
栂尾山高山寺は、国宝の鳥獣人物戯画絵巻と善財童子で有名な世界遺産のお寺です。
栂尾山高山寺は京都の紅葉の名所
大阪府に住んでいる32歳の主婦 R・Uです。
旦那と、京都の紅葉の名所の高雄にある栂尾山高山寺に行きました。
栂尾山高山寺のことは、Instagramで写真を見て知りました。
栂尾山高山寺の紅葉 秋晴れで美しい
栂尾山高山寺に行ったのは、紅葉の時期、秋晴れの寒い日でした。
なので、高雄にある栂尾山高山寺に辿り着くまでも、紅葉が青い空に映えてとても綺麗でした。
栂尾山高山寺についたのが、比較的早朝だったので、ピリッと寒い中で暖かい陽射しを浴びられてすごく気持ちよかったです。
縁側に座りながら過ごせた時間が、とても幸せな気分になれました。
石水院から出て、先に進むと、日本最古の茶園があったり…。
金堂へ続く道の途中や金堂から続く金堂道などにはとても大きな切り株がいくつかあったり…。
本当に見たことが無いくらい大きな樹の切り株なので、どれほど大きな樹が立っていたのだろうと想像するだけで感動しました。
栂尾山高山寺全体が、綺麗にお手入れされている感じがあり、紅葉も本当に美しかったです。
青モミジの時期にもまた来たいなと思いました。
栂尾山高山寺のすぐ近くにある神護寺にも行きました。
神護寺も紅葉がすごくキレイでした。
栂尾山高山寺の鳥獣人物戯画絵巻
栂尾山高山寺には、国宝の鳥獣人物戯画絵巻があります。
鳥獣人物戯画絵巻は、4巻合計で44mもある超大作です。
でも、誰が何のために、何を目的に書いたのかはよく分かっていないそうです。
鳥獣人物戯画絵巻の甲巻では、うさぎやカエルやサルなどが、元気いっぱいの暴れまわっています。
乙巻では、麒麟や獏などの空想上の生き物が登場するなど、それぞれの巻によって特徴があります。
各巻を通して、登場する動物や人間が、生き生きと動き回る姿が描かれています。
このようなことから、鳥獣人物戯画絵巻を漫画の原点と言う人もいます。
また、栂尾山高山寺には、可愛らしい雰囲気の子犬の仏像などもあり、この目で見ることが出来てとても嬉しい気持ちになりました。
子犬の仏像も重要文化財だそうです。
長い歴史がある栂尾山高山寺には、鳥獣人物戯画絵巻の他にも、たくさんの国宝や重要文化財があるそうです。
栂尾山高山寺の善財童子
栂尾山高山寺に行ったのは、Instagramでオススメに出てきた写真を見たのがきっかけでした。
暗めの部屋の中に佇む可愛らしいシルエットの仏像がありました。
この仏像が、有名な善財童子でした。
善財童子の向こうには、明るい自然の光が降り注いでいて…。
とても良い印象を受けたので、善財童子を見に栂尾山高山寺行ってみたいと思いました。
高山寺全体は、とても広大な敷地です。
その中で、私のお目当ての善財童子は、石水院というこじんまりとした国宝の建物の中にちょこんと存在していました。
まん丸のお顔に、ぷっくりとした手足がとってもかわいかったです。
Instagramでみた善財童子を見たくて行ったので、栂尾山高山寺ではご利益のお願いはしませんでした。
でも、御参りするときに、いつもしているような日々の感謝と、見守って頂けるように伝えてきました。
ご利益のお願いをしていないので、目に見えるご利益は無いですが、その場の雰囲気やその場で見ることのできた風景などから、とても穏やかに過ごすことができました。
栂尾山高山寺まで善財童子を見に行くことが出来て、本当に良かったと思いました。
秋晴れの日に御参りしたので、ピリッと寒い中で暖かい陽射しを浴びられて、すごく嬉しい気持ちになりました。
神社仏閣が多いのでやっぱり京都が大好き
私は、歴史的な建造物をみたり、神社仏閣へ行くことが好きです。
なので、そのような場所が沢山ある京都は大好きです。
世界遺産があちこちにあり、気軽に出掛けられるのも京都ならではだと思います。
特に、街中を車で走っていると、突然現れる東寺の五重塔。
五重塔の姿は、何時みても圧倒的な感じがあり、大好きな風景です。
京都では、景観を守るために高い建物が建てられません。
そのために、この東寺の五重塔の姿が見られると思うと、その決まりを作った昔の人々に感謝だなと思います。
なので、日本の昔の姿を残して守っている京都は、私の大好きな場所です。
次回の京都旅行では西芳寺(苔寺)に行きたい
また京都に行く機会があれば、西芳寺(苔寺)に行ってみたいと思っています。
西芳寺(苔寺)は、歴史の教科書に出てきました。
それで、学生時代からいつか行きたいと思いつつ、未だに行けていない場所です。
神社仏閣へ行った時には大きな樹や苔、石などを見ることも大好きです。
苔寺とも言われる西芳寺は、どんなに素敵なところなのだろうと思います。
写経も出来るようなので、自分がどんな気持ちで参拝出来るのかとても楽しみです。
32歳の主婦 R・Uさんの栂尾山高山寺にお参りされた口コミ体験談を紹介しました。お目当ての善財童子が見られて良かったですね。
ここからは、sinsi★が、少し京都 高雄にある栂尾山高山寺について紹介します。
栂尾山高山寺のご由緒
栂尾山高山寺(とがのおさん こうさんじ)の創建は、奈良時代と言われています。
元々は、同じ京都の高雄にある神護寺の別院でした。
1206年に、明恵上人が、後鳥羽上皇から華厳宗復興のため下賜されました。
以前は、大門、金堂、三重塔、阿弥陀堂、鐘楼などが立ち並ぶ大規模な寺院でした。
それらも、戦乱や火災で失われ、鎌倉時代の堂宇としては、石水院だけが残っています。
京都の栂尾山高山寺の紅葉と鳥獣人物戯画まとめ
京都の栂尾山高山寺の紅葉と、鳥獣人物戯画、善財童子を見に行かれたR・Uさん。
秋晴の好天に恵まれて、紅葉も楽しまれました。
栂尾山高山寺に近くには、神護寺(じんごじ)や西明寺(さいみょうじ)という寺院もあります。
神護寺は、和気清麻呂(わけ の きよまろ)開基で、空海(弘法大師)も一時住んでいたことがある重要な寺院で、絶景の紅葉スポットです。
何と言っても、高雄は京都でも屈指の紅葉の名所。
また、和気清麻呂は、神護景雲3年(769年)の宇佐八幡宮神託事件(道鏡事件)から、日本の国難を救った忠義の人物として人気があります。
道鏡事件は、称徳天皇が寵愛していた道鏡が、皇位に就こうとした野望を阻止し、自分の利益を顧みずに忠節を尽くした高潔な人物です。
京都には、この和気清麻呂公をお祀りした護王神社もあります。
空海は、高野山を開いた真言宗の開祖で、様々な伝説がある日本でも最高位の天才です。
そんな日本屈指の偉人たちにゆかりがあるのが、京都高雄にある栂尾山高山寺です。
アナタも京都に来られた時は、ぜひ高雄の紅葉と栂尾山高山寺の鳥獣人物戯画、善財童子を見に行ってくださいね。